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大分類
大分類としては以下の通りだろう。
- 先物
- 先渡(フォワード)
- スワップ
- オプション
それぞれの項目がさらに細かく分かれることになる。
金利系のスワップの分類
スワップのうち、金利系のスワップには以下のような種類がある。
- アウトライトスワップ(金利スワップ、通貨スワップ)
- ベーシススワップ
- テナーベーシススワップ
- インデックスベーシススワップ
- LIBOR-OISベーシススワップ
- TIBOR-LIBORベーシススワップ
- 通貨ベーシススワップ
オプションの分類
オプションにはかなり多くの種類がある。
ペイオフによる分類だとメジャーなものは以下。
- プレーンバニラオプション(コール、プット)
- デジタルオプション(キャッシュデジタル、アセットデジタル)
- ギャップオプション
- シングルバリアオプション(ノックアウト、ノックイン)
- ダブルバリアオプション(ノックアウト、ノックイン)
オプションで最もメジャーなのがプレーンバニラで、コールオプションやプットオプションのことである。
デジタルオプションはバイナリーオプションなどと呼ばれることもある。
ギャップオプションはプレーンバニラとキャッシュデジタルの組み合わせで、為替系の仕組債によく組み込まれている。
シングルバリアオプション、ダブルバリアオプションは為替系でメジャーなもので、多くの種類がある。為替系でよく見られるワンタッチオプション、ダブルノータッチオプションなどもバリアオプションの一種である。
権利行使タイプによる分類だと以下。
- ヨーロピアンオプション
- アメリカンオプション
- バミューダンオプション
ヨーロピアンオプションは最もメジャーなもので、満期日でしか権利行使できない。
アメリカンオプションは満期日までいつでも権利行使できるもので、株式系でよくある。
バミューダンオプションは定期的に権利行使可能日が訪れるもので、金利系でしか見られないが、金利系のスワップションと呼ばれるオプションでは非常に一般的である。
さらに、先物のオプションや、スワップのオプションというのもある。
- 先物オプション
- スワップション
先物オプションは債券先物オプションなどがある。
スワップションは金利スワップのオプションであり、金利系で非常にメジャーなものである。
アセットクラスによる分類
アセットクラスとはデリバティブの原資産の種類のことであり、以下のようなものがある。
- 株式
- 為替
- コモディティ(商品)
- 金利
- クレジット、債券
株式には、先物、フォワード、オプションがある。
スワップとしては、株価を参照するトータルリターンスワップ(TRS)や、エクイティスワップなどと呼ばれるものがある。
為替にも、フォワード、スワップ、オプションなどがある。
為替のフォワード取引とスポット取引を組み合わせたものを為替スワップと呼ぶが、これもメジャーである。
コモディティには、先物、オプションがある。
コモディティだとフォワードよりも先物がメジャーな場合が多いだろうが、コモディティは原資産の種類が豊富であり、原資産ごとにマーケットの特徴が異なる。原資産の種類には、プレシャスメタル(貴金属)、ベースメタル(産業金属)、オイル(原油など)、その他エネルギー(石炭・電力など)、ソフト(農作物)などがある。
金利には、先物、スワップ、フォワード、オプションがある。
フォワードはFRA (Forward Rate Agreement) の形で取引される。
オプションはスワップのオプションであるスワップションの形で取引される。
クレジット・債券には、先物、スワップ、オプションがある。
クレジットのスワップは、クレジットデフォルトスワップ(CDS)の形で取引される。欧米ではまれに、CDSのオプションであるCDSオプション(クレジットデフォルトスワップション)が見られる。
債券については、債券先物、債券先物オプションなどがある。
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