債券のMake Whole条項とは

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解説

メイクホール条項(メークホール条項)とは、発行体の早期償還時に、追加のプレミアムを投資家に支払う条項である。
この追加のプレミアムをMake Whole Premiumという。

米国の社債によく見られるようだ。

 
早期償還時に、債券の残存価値、つまり未払いの元本とクーポンの価値をベースに、さらに上乗せした額を投資家に支払う。
これは投資家にとってはありがたい条項である。
 
問題となるのは、まだ早期償還されていない債券を評価する際、このメイクホール条項を考慮に入れるかどうか、という話だ。
 
バイサイドがこのような債券をバイアンドホールドしている場合、Make Whole条項どころか、通常のコーラブル条項やプッタブル条項すらきちんと評価に反映していないかもしれない。
なぜなら解約権の評価には数値計算が必要であり、バイサイドがそんなことをやっているとは考えにくい。
 
通常のコーラブル条項であっても、本当はバミューダンなので解約タイミングが複数あるのだが、最初の権利行使日でコールされる前提で評価されていたりする。
実際には慣行として最初の行使日で実際にコールされることも多いようだが、それ前提で評価していいわけではないであろう。
投資家がみな、最初の行使日でコールされると思っている中、発行体があえてコールしなかった場合、
発行体のクレジットが悪化したと判断されて値崩れする恐れがある。

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