【おすすめ本/参考書】証券アナリスト試験の勉強法【勉強の順番】

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やるべきでないこと
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やるべきこと

過去問によく出ていた問題とその類似問題をしっかり解けるように反復練習する
知識のインプットよりもアウトプット（問題演習）の時間を長めに確保する
知識のインプットには、頻出トピックがまとまっているTACのまとめテキストをフル活用する
計算問題は日頃から実際に電卓を叩いて解くようにする。式が合っていても電卓ミスで間違ってしまうことはよくある。

やるべきでないこと

過去問で出てないようなマニアック問題は、解けなくても何とかなるため、試験範囲の全トピックを網羅的に学習するのは×
テキストを読むばかりで問題演習しない人はほぼ確実に落ちる。
証券分析などで、最終的な結果が出てくるまでの数式展開を無理に全て理解しようとしないこと。公式の背後にある理論は試験範囲ではない。
協会から送られてくる公式テキストは、効率的に試験合格するうえで役に立たないと言っていい。公式テキストを１ページ目から精読するようなことはやるべきでない。（もし使うことがあるとすれば、どうしても不明な点だけをピンポイントで探して、該当箇所だけ拾い読みする、というくらいだろう。）

証券アナリスト資格勉強の順番・手順

勉強法は人によって合う・合わないがあるが、管理人にとって効率的だと思った勉強手順は以下の通り。

過去問を解答と合わせて眺めて、どんな分野が出題されているか調べる
その際、自分が得意そうな科目・分野と、苦手そうな科目・分野を把握する（数学が苦手な人は証券分析（と経済）で苦戦しやすい。簿記の知識が全くないと財務分析の勉強は時間がかかりがち。）
得意そうな科目：過去問と解答を比較して繰り返し熟読し、知らない用語や公式をピックアップしておく
得意そうな科目：知らない用語や公式が多く出てきた分野を中心に、TACが出しているまとめテキストで学習（インプット）し、過去問を解答を見ながら解く（アウトプット）。これを繰り返し、段々と解答を見ないで解くようにしていき、最終的には解答を全く見ずに解けるようにする。
苦手そうな科目：いきなり過去問で学習すると挫折するため、まずはTACのまとめテキストでインプット中心の学習をする。
苦手そうな科目：このとき、数学や簿記などの前提知識がなさすぎて困ってしまう場合は、それらの復習が必要となるが、わからない特定の用語や公式などをピンポイントで調べてそこだけを勉強するようにする。しかし数学は積み上げ式なので、全てを完全に理解しようとするのは絶対に避けたい。最悪、公式の意味がわかっていなくても、丸暗記で結構点数が取れたりするからだ。
苦手そうな科目：解答を見ながら過去問を解く。このとき、TACのまとめテキストの該当箇所も見ながら、しっかり手を動かして（電卓を叩いて）解く。これを繰り返し、段々と解答を見ないで解くようにしていく。
時間に余裕があれば、過去問以外の問題集をやっておきたいが、これをやるのはかなり時間に余裕のある人だけでいいだろう
万全を期すなら、模試などを受けて本番での時間配分に慣れておきたい