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はじめに
まず注意として、東京勤務だと海外大はあまり見かけないので、以下では排除する。
クオンツの種類は問わず、その出身大学について、以下では管理人の肌感覚を書いてみる。
大学
まず、出身大学についてだが、だいたい以下のような感じである。
- 当然ながら東大が最も多い
- 早慶に比べて京大や東工大が多いのが特徴
- 東大京大東工大の次に多いのは早慶
- その他になるとかなり少ないが、阪大や名大も見たことがある
- 私立より圧倒的に国立が多いのが特徴で、早慶以外の私立だと理科大を見たことがあるくらい
- 文系はほぼゼロだが、ごくまれな例として、東大理一から経済の金融学科に進学した人、東大以外の理系学部から東大経済の金融システム専攻(数理ファイナンス)に進学した人、地方国立の数学科から一橋の院(数理ファイナンス)に進学した人、などを見かけたことがある
- どの時期に新卒就活をやった年代か、によって変わってくる印象。リーマンショック前のサブプライムバブルの頃とか、好況時にはけっこう東大京大以外も採用したようだが、リーマンショック直後など不況時にはまた東大ばかりの状態になる、という感じ
大学院での専攻
次に、大学院での専攻についてだが、だいたい以下のような感じである。
- 大学と同様、どの時期に新卒就活をやったかによって変わってくるが、数学、物理、情報系が多い。
- サブプライムバブルの頃は数学や物理以外でも、ただ単に「理系」というだけで採用された人が多い。バイオ、薬学、建築、などがいた。
- それより前の時期になると、今の40代以上だが、数学科が多い。物理や情報系よりも数学科がかなり多いのが特徴だ。
- リーマンショック後は数学、物理ばかりに戻って、金融工学に応用が効きそうな専攻が増えたようだ。数学でも代数や幾何ではなく解析で、特に確率論・確率解析が多い。物理は素粒子、統計物理などである。
- その後の時期は情報系が増えて、いったん数理ファイナンス専攻も増えたが、最近は数理ファイナンスが減り、統計・機械学習が増え、プログラミング経験のある人を多く採っている印象だ。
- 理系でも実験系だと、厳密な大学数学をやっておらず、クオンツになってから測度論などでつまづいている人も多い。
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