地方(大阪など)でクオンツに転職できるのか?

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簡単に解説

地方でのクオンツ転職・就職はかなり厳しい。
現実的にはほぼ不可能といっても差し支えないかもしれない。

理由は以下の通り。

  • 大手金融機関や大手システムベンダーにはクオンツ部隊があることが多いが、日本であれば必ず東京(本社や本店)にいる
  • 東京以外に本部がある地銀や地場証券、ベンチャーを含む中堅・中小企業は、自前でクオンツ部隊を持っているケースがほとんどない(システムベンダーやコンサルに丸投げ)

たしかに一部の金融工学系ベンチャー(?)であれば、地方でクオンツを募集しているかもしれないが、求められるスキルや実際に行う業務のレベルは、必ずしも高くはないだろうし、実際に入ってみると単なるエクセル職人のポストだった、という悲劇も起きかねない。

クオンツに限らず、その他の金融専門職も同様だと思うが、地方ではそのようなポストがほとんどないといってよい。金融業界は大手であれば必ず東京に本社を構えているので、東京での就職を目指す必要がある。金融以外にもコンサル・総合商社・広告・マスコミなど、給料が高い業界のほとんどが、東京に本社を置いている。一方でメーカーなどは、創業した「発祥の地」に本社を構えていることも多い。

そういうわけで、地方営業所の営業要員ではなく専門職として採用されるには、東京のポストに入れてもらうしかないのだが、その場合、東京にある大学(さらに言えば都心にメインキャンパスを構える大学)の学生を優先的に採用する、ということが多い。

個人的には地方にも、優秀だが実家が細く、「一人暮らしNG」を突き付けられ、やむを得ず地元の国立大学に通っている学生もいると思われるため、東京の学生に絞る必要はないと思うのだが、実態としては東京に本社を置く会社は、東京の有名大学の学生を優先的に本社配属としている。このため専門職として採用されるには必然的に、東京にある有名大学に進学する必要があるだろう。

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