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解説
グローバルでは、Liborを代替するRFRが確定し、バニラスワップについては議論が行われている。
しかし、オプション系商品については議論はまだまだこれからという感じである。
そんな中、GBPについてはかなりRFRスワップの流動性がある。
RFRはSONIAだが、SONIAスワップは、USDなど他の通貨のRFRスワップに比べて、かなり流動性がある。
このため、他の通貨と比べてLibor代替の議論が進んでいる。
ここにきてSONIAスワップションのトレードが始まりそうとの話が出ている。
金利ボラティリティについては、Liborスワップがなくなると、当然だがLiborスワップションもなくなるため、RFRスワップションの普及が必須である。
RFRはどの通貨もオーバーナイトインデックスであるため、RFRスワップションは言い換えるとOISスワップションである。
他の通貨でも今後、GBPに続いてOISスワップションの取引が始まることになるだろう。
参考文献
スワップ取引のすべて(第5版)
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