EuriborかEsterか

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解説

Euriborはその計算プロセスを改善することで、ユーロ圏独自のベンチマーク規制をクリアできるかもしれない、との期待が根強く残っている。

ユーロ圏のベンチマーク規制は、Liborのデッドラインより2年も早く、来年初めからスタートしてしまう。いまのところEoniaの代替金利はEsterであり、将来的にはEURの割引金利はEsterに切り替わっていくだろう。
 
しかしながら、変動金利インデックスの方は、話が違ってくる。
Euriborは、もしEuribor改革が成功すれば、生き残ることになる。すると、変動金利インデックスはEuriborのままで、正式な代替金利であるEsterを変動金利インデックスとして参照するスワップがあまり増えないかもしれない。
こうなると、EURの変動金利インデックスはEuriborとEsterの2つが並存することになり、市場が分断されてしまう。
 
同じ話が、JPYについても当てはまる。
円の正式な代替金利はTonarだが、後決めのレートであるため人気がない。
一方で、TiborはLiborと同様に先決めのレートであるから、Liborの代替として使用される可能性もある。Tiborは、Euriborと同様に、生き残る可能性が高い。すると、円の変動金利インデックスは、TiborとTonarの2つが並存し、市場が分断されてしまうかもしれない。

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