CCPのドル担保スワップは来年にSOFR割引へ

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リスク誌によると、CMEは2020年7月、LCHは2020年10月にドル担保金利をFedFundsからSOFRに切り替える。

 
邦銀はドル担保のドルスワップをLCHとクライアントクリアリングの形でやっているケースがあるようだ。つまり外銀に仲介してもらってLCHにアクセスしている。この場合、LCHがドル担保金利をSOFRに切り替えると、外銀はドル担保スワップをSOFRで割り引くようになるだろう。邦銀と結んでいるCSAが円担保であればいいが、ドル担保になっていると邦銀もSOFR割引を迫られる。
 
また、ドルスワップレートのマーケットクォートで前提となっているドル担保金利もSOFRに切り替わるため、邦銀もドル担保ドル割引カーブを作り直さないといけない。ドル担保ドル割引カーブは、円担保ドル割引カーブを作るためにも、また、その他外貨の円担保割引カーブを作るためにも必要になる、基本的なビルディングブロックである。
 
・日系金融では、大手証券は既にSOFRカーブ生成ロジックを実装し始めている。
・Bloomberg画面では既に作れるようになっている。
・QuantLibでも、SOFR金利先物からカーブを生成するクラスが実装済みである。

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