配当カーブの構築

株式系デリバティブの評価では、配当カーブの構築方法が問題となる。

配当は、権利落ち日に配当金額だけ株価が下落するよう離散配当として考慮する。ここで、将来の配当金額をどう見積もるかが問題となる。
 
当初1年については、
・既に確定している配当金額
・市場での配当予想
が見えているため、それを用いる。
 
1年を超えるグリッドについては、
・あらかじめ定めた、配当成長率のカーブを用いて、当初1年の配当金額に成長率を考慮した金額を設定する。
この、1年以降の配当成長率カーブをどう設定するかが問題になる。
 
日経平均のように、海外の取引所で配当先物や配当スワップが上場している場合は、
・フォワード配当を用いる
という方法もある。
フォワード配当は、配当先物や配当スワップから、イールドカーブと同様にブートストラップで求められる。
 
しかし個別株については、1年以降の将来配当を見積もるのは困難になるだろう。

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