Libor廃止後の無担保割引金利はどうする?
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フォロワー4万人超えの管理人による金融工学解説サイト。デリバティブの仕組みとプライシング(時価評価、価格計算)の方法、金融工学・数理ファイナンス、機械学習をできる限り数式なしで簡単にわかりやすく説明。デリバティブや仕組債の商品性についてメリット・デメリットやリスクを数式なしで直観的に説明。おすすめの本やUdemy講座を感想とともに紹介・レビュー。クオンツの新卒採用・就活や中途採用・転職活動に関する記事まで網羅。
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利払い一回の通貨スワップの定額使い放題プランが流行っているようだ。 利払い一回の通貨スワップとは、 ・満期3M ・スポットで円を貸してドルを借りる ・満期で円金利と通貨ベーシスを受けて、ドル金利を払う ・満期で円を返して…
ノンコールのCMSスプレッドオプションのプライシングで一般的なのはSABRモデルとガウシアンコピュラの組み合わせだ。円やユーロなど低金利通貨ではShiftedSABRを用いる。 ここで重要なのは、バニラスワップション、C…
原資産の分布は確率密度関数がわかればいいのだが、これはTodayから満期に向かっていくほど不確実性が増していく。 Todayの確率密度関数はディラック関数である。今日の原資産価格は市場で観測できるため、不確実性がない。確…
エマージング通貨のマルチカーブ生成は、使う金利商品やコンベンションが先進国通貨とは異なる。 まず、エマージング通貨は担保通貨になれない。CSA通貨というのは決まっていて、ドル、ユーロ、ポンド、円、スイスフラン、オージー、…
市場でクォートされているボラティリティスマイルは、ATMとストライクの定義がアセットクラスごとに異なる。 金利系は、ATMといえば必ずフォワードである。つまり、ストライクがフォワードレートに一致するオプションをATMオプ…
ASCOTとは ASCOTとは、CBのアセットスワップと、CBオプションの組み合わせである。 CBオプションを権利行使すると、CBオプションの売り手からCBを額面、つまりパーで買い取り、アセットスワップを早期終了する。 …
ファンディングスプレッドを決める以前の問題で、ファンディング通貨をどうするかで質問されることもある。それは、邦銀の海外支店や、外銀の東京支店で無担保イールドカーブやFVAを考えるときである。 邦銀だから本部で円を調達し、…
モンテカルロ法はその手法や設定の違いで評価額に差異が出るのかとの質問を頂いていた。 答えはイエスであり、その通りというほかない。 これはモンテカルロに限らず数値計算手法全てにいえることであり、数値積分やツリーやPDEでも…
数値計算法には、解析解、数値積分、ツリー、FDM、モンテカルロがある。FDMは文献によっては有限差分法やPDEと書いてある場合もある。 解析解があれば、問答無用でそれを使う。 解析近似解がある場合は、状況によるが、近似の…