通貨ごとにRFRスワップの普及度合いが違う

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解説

リスクマガジンによると、USDはSOFRスワップが増えているといっても、GBPのSoniaスワップに比べると、まだ全然普及していない。

実取引は50くらいで、まだ数えるくらいしかない。

Soniaスワップはかなり増えてきており、流動性の規模感はLiborスワップに迫る勢いらしい。
JPYは、Tonarスワップだが、流動性はほとんどない。円の割引金利に使われているものの、そのレートは実取引を反映したものというより、ただの気配値である。
EURは、Ester自体が10月まで公表されないため、スワップどころではない。EURの対応が最も遅れているが、Euriborを独自に改革しており、これがうまくいけば、EuriborスワップとEsterスワップの2つに市場が分断されるかもしれない。
CHFは最も進んでおり、すでにTOISから新しいSaronスワップに移行済みであり、LCHの割引金利もSaronになっている。TOISの取引はもうほとんどない。

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