LCH-Eurex basis falls 80% as insurers head to Frankfurt
Risk.net
・LCHには多数のグローバルバンクが参加していることから、固定金利の受け払いのポジションがバランスしているが、Eurexはユーロ圏の地方銀行が多く、彼らは固定金利払いのポジションに偏っていた。
・その結果、Eurexの方がみんな固定金利を払いたがるので、Eurexの方がLCHよりも固定金利が高くなっていた。
・CCPでの清算集中が求められる欧州規制において、以前は規制のスコープに入っていなかったような保険会社が、この度、規制対象に入ってきた。
・彼らは固定金利受けのニーズを持っているため、LCHよりも固定金利が高いEurexでスワップを清算した方が得である。
・よって彼らはLCHではなくEurexでの清算に参加してきたため、固定金利受けのポジションがEurexに加わってきた。これにより、Eurexでの受け払いがバランスした結果、固定金利の水準が下がり、LCHに近づいた。
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