昨年、2020年にツイートしたRisk.netの記事サマリーを最近のものから順に並べました。かなり量が多いので7月以降のツイートのみを掲載。これら最新情報をチェックしたい方は、こちらからTwitterのフォローをお願いします。
邦銀のRFR移行の記事
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) December 21, 2020
・大手以外はまだ後決め複利に対応できてない
・D-Tibor IRSの取引が増加中でZ-Tiborに迫る勢い
・Z-Tiborは廃止予定なので地銀はD-Tiborに移行か
・後決めTonar,D-Tibor,Torfの3つに市場が分断
・ストレス時は後決めTonarとTorfのベーシスが飛ぶ恐れありhttps://t.co/uygjqBGZrx
LCHがISDAのfallbackに頼らず独自にRFRスワップへの変換を計画中
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) December 19, 2020
・勝ち負けはCashで清算
・fallback rateを参照するスワップは清算参加者デフォルト時にヘッジやオークションができるのか疑問
・fallback rateスワップは流動性が下がり証拠金増えるとRFRへの転換が必要になるhttps://t.co/myrMKb0AQx
今年は株のトレンドフォローがワークしてない
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) December 18, 2020
・金利やコモディティでは利益を出してるが株ではコロナ相場で6か月もやられ続けた
・暴落からの回復に以前は約2年かかっていたが、近年は短期化し2018年後半の米株ベア相場はたった3か月
・中銀の政策介入が迅速化したことも一因https://t.co/ZPF880FGfq
来年末にかけてRFR vs RFRの通貨スワップが標準的になっていくはず、という楽観的意見が紹介されてる
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) December 11, 2020
・通貨によってRFR移行スケジュールがバラバラ
・Libor vs RFR XCCY Swapへの関心はほとんどない
・公表中止の発表時期がずれるとfallback spreadが片方のLegしかわからないhttps://t.co/FFglmY6t25
XVA論文の紹介記事
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) December 5, 2020
・mandatory breakは解約後も取引継続可能か不明
→解約までのcredit exposureを考慮する
・継続の場合はbreak時点のcreditでCVAが織り込まれる
・resetは解約せずPVゼロになるよう条件変更する
・足元のcreditが良好ならresetの方がbreakよりCVAを節約可能https://t.co/1DYHefsRyz
USD Libor廃止が2023/6/30まで18M延期される件
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) December 3, 2020
・fallback spread確定アナウンスがUSDにも適用されるか不明
・適用されると、終了の2年以上前にspreadが確定後、SOFR+spreadで取引か
・確定が早いほど固定spreadは拡大
・USDのspread確定は2022年6月に延期される可能性もあるhttps://t.co/zhMkWOHvlL
ML運用の学習データ期間の選択肢
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 28, 2020
1)1-5年のデータで学習、定期的に再学習
2)長期データで学習、稀に再学習
3)長期データで学習、頻繁に再学習
・コロナでは長期で学習したモデルがワークせず
・高頻度モデルは適応は速いがcapacityは限られる
・turnoverとcapacityはtrade-offhttps://t.co/8994UJb14j
・11/9にPfizerのワクチンでpositiveなニュースが出た
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 27, 2020
・バリューの上げが期待されたがモメンタムの大きな下げに比べると物足りない
・この日JPM value indexは1.6%下落、素材/通信/テックがほぼ上昇せず
・ワクチンの展開が明確化すればバリューが更に上昇すると強気の声も。https://t.co/4ceEVmeJ5r
USD Liborの廃止が延期されるのではとの憶測を呼んでいる
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 20, 2020
・IBAはGBP,EUR,CHF,JPYの全テナーのLiborの公表停止計画を協議開始
・これは21年末「以降」の停止ではなく21年末での停止が念頭にある
・影響が大きいUSDを後回しにして他の通貨で停止プロセスをテストする可能性ありhttps://t.co/lRV2KlVrlJ
オルタナティブキャリーについて
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 18, 2020
・カーブがつぶれて債券キャリーがワークしないのでSwap, Repo, Volのカーブでキャリーをやっている
・USD Swaptionは短期で右上がり長期で右下がりなのを利用
・UBSやSGなどでコロナ前から開発されてきた
・スケールするか、持続可能かは疑問https://t.co/07C8MZEr5G
バイサイドにプロトコル署名するよう当局が圧力をかけ始めたようだ
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 16, 2020
選択肢は4つ:
1. 今すぐ署名
2. Libor終了日の発表まで待ち、スプレッド確定後に署名
3. 取引ごとに相対で交渉
4. タフレガシーLiborの立法措置を待つ
FCAはタフレガシー立法に依存しないよう警告しているhttps://t.co/tvIanJijD8
コロナ後でもシナリオ分析が軽視されていると警鐘を鳴らす記事
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 14, 2020
・計画に欠陥があっても計画がないよりはマシ
・自社の脆弱性を理解でき危機時の指針になる
・ほとんどの投資家はレジーム変化で損失拡大しても、従来の戦略を機械的に続けるか、リスクテイク自体をやめてしまうhttps://t.co/ZMdLhvZYwY
これは実務で使えそうな論文
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 12, 2020
・グリッド上のバニラ価格を再現するPDE数値解法
・粗いグリッドでも価格が収束するので高速化が可能。次元数増加にも耐えやすい
・スマイルを無裁定補間している限り常に数値解が安定。安定性分析が不要
・SLVモデルでのエキゾ評価等に広く応用可https://t.co/wFXlrEb7JX
後で読むやつ。
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 10, 2020
三菱証券のチームが深層強化学習を用いたヘッジ戦略の論文をRiskに出している
・JPMが使ってるDeepHedgingはニューラルネットを使用
・しかし解釈が困難、市場変化にロバストでない、などの課題がある
・そこでニューラルネットの代わりにガウス過程回帰を使うhttps://t.co/dymHAdYHvU
FVAをPLではなくBSのOCIに移す議論が出ている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) November 5, 2020
・コロナでFunding Spreadが急上昇し巨額FVA損失が出たが、これはヘッジ困難
・自社債のクレジット変動分はOCIに入っている
・プロキシーヘッジの取引をやると規制資本で損する
・過去に終わった議論だからと当然反対する声もあるhttps://t.co/GINVm5GGKx
Riskが量子計算を特集してる
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) October 8, 2020
・JPMの先月の論文は、回路の途中でqubitを測定し再利用できることを意味する
・以前のハードウェアでは測定は全て最後に行う必要があるhttps://t.co/xRyX7BEnjs
Quantum Simulation of Galton Machines Using Mid-Circuit Measurement and Reusehttps://t.co/nM0nYGNVmH
オランダの銀行3行がストレステストのシミュレーションに量子計算を応用
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) October 5, 2020
・当局説明中であり認可取得が課題
・USのZapataComputingはCCARとDFASTへの応用で特許申請中
・今借りれる端末はノイズの多いNisqでqubitを増やすと誤り率が増えるが、少ないqubitでも十分高速化は可能https://t.co/2hkSctgzLE
米司法省がISDAプロトコルに許可を出した
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) October 3, 2020
・ISDAはプロトコル公開の2週間前に公開日を通知する予定
・参加者のサインには3か月は必要とみられるため、21年1月中旬までは発効しない見通し
・US以外の独禁法当局も間もなく承認する場合、Libor廃止の発表は1月中旬から下旬となるhttps://t.co/GlHs11X43o https://t.co/b4KmcrJmfe
・クオンツファンドはコロナ後の企業行動変化を受けESGモデルを調整中
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) October 1, 2020
・医療機器の生産、地域社会への物資寄付、等の数値化
・航空会社は炭素排出量が減ったのでESGスコアが高く出るという問題も
・社会的指標データの不足を補うには、ベンダーの高価な代替データ購入が早いhttps://t.co/VxeMAuAR20
・ISDAは新定義とプロトコルの発効日が1月中旬~下旬にずれそうと発表
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 30, 2020
・発効前に廃止アナウンスはないと予想される。市場予想は12月~3月に分布している
・アナウンスでトリガーが引かれれば調整スプレッド値は確定
・プロトコル署名前にスプレッドを正確に知りたがる人もいる https://t.co/GpNktZdmAU
電子取引基盤上で債券のポートフォリオを一括取引する企業が増えている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 29, 2020
・変動が激しい市場で迅速な取引が可能
・情報漏洩やトレードインパクトを軽減可能
・商品を一斉に移行できる(EUR→USD、ショートデュレーション→ロングデュレーション)
・債券ETFへの資金流入も一因https://t.co/MwXoWVRPUN
以前ツイートしたDifferential Machine Learningの論文がRiskに出ているhttps://t.co/E2i0G1i95D
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 29, 2020
・条件付期待値とその微分(リスク値)の近似関数を少ないデータで求めたい
・LSMにおける線形回帰をDLで置き換える
・状態変数に対するCashflowのパスワイズ微分をAADで求め、訓練データに加え学習させる https://t.co/FYGxIqxSeR
9月に入りSOFRスワップが増えている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 29, 2020
・DTCCによると第1週104件、第2週189件、第3週225件
・10月にCCPが割引をSOFR移行するのでエンドユーザーの取引も増加
・保険や年金が割引リスク軽減のため既存スワップをre-couponing(取引条件を市場実勢でリセットしてNPVを圧縮)しているhttps://t.co/SwvBdCo81f
今年のバリューは株より債券でワークしてるとの記事
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 28, 2020
・USのIGでは3月にバリューのパフォーマンスはネガティブにならず危機の間もリターンはプラス
・そもそも株に比べ潜在的なアップサイドは限定的
・同発行体のシニアと劣後など選択に幅がありバリュートラップを避けやすい?https://t.co/B3jnri4tNA
BofAが先陣を切ってSA-CCRを早期導入
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 13, 2020
・6月末導入でRWAは$150億、エクスポージャーは$660億の削減
・他行では資本消費が一部の事業では減るが他の事業で増える
・米銀の導入期限は21年末だが早期導入可能
・欧州系は21年半ばに導入予定だが早期導入は不可なので不公平との声もhttps://t.co/z1nCHZFlFx
ISDA2020定義集で出口価格の計算方法が議論になっている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 13, 2020
・早期解約の際、取引評価の見積もりを他行から集めるために計算代理人が指名される
・現状のISDAルールブックでは担保、クレジット、ファンディング等を評価に織り込むべきかが不明瞭
・新しい定義では、標準CSA前提のhttps://t.co/TZUdwXuENN
Capital Fund Managementのコメント
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 7, 2020
・今回の危機は下げた後の回復の速さに驚いた
・株と債券の相関も正に転じた後すぐ負に戻った
・この負相関を使う取引は元々やってない
・2018年にトレンドフォローに平均回帰シグナルを追加
・危機前のVolが低いと危機後のVol減衰が早いhttps://t.co/1dyVaFXEGF
債券発行電子化の試み
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 4, 2020
・Markitのbook-building自動化サービスは欧州では使われているがUSでは伸び悩み
・対抗馬として銀行団体が立ち上げ予定のplatform DirectBooksがある
・取引閲覧/注文提出/割当受取を電子化
・市場が2つに分断されると逆に非効率になるとの懸念もあるhttps://t.co/7W6WFIItaq
コロナ危機時もやはりXVAヘッジなどワークせず
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 4, 2020
・利下げで固定受けスワップのエクスポージャー上昇
・同時にCounterpartyのクレジット悪化でCVA急増(Wrong Way Risk)
・ボラティリティ高騰でCDSオプション取引不可
・シングルネームCDSの流動性枯渇
・USD需給逼迫でFVAも急増https://t.co/CIATeHkAXj
為替スワップのCCP清算ニーズが出ている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) September 1, 2020
・現物決済の為替スワップは証拠金規制対象外で清算義務はない
・SA-CCRでは清算によるNetting効果で資本節約が可能
・銀行は顧客に価格還元でき、顧客も与信枠節約の便益あり
・CCPに積む証拠金等コストを便益が超えれば考慮に値するhttps://t.co/k0RAJLJI7e
RBMを顧客データ匿名化に応用
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 28, 2020
・元データの経験分布を学習し、模倣した人工データを生成
・元データと識別できないためデータ匿名化に使える
・RBMはGANよりも少ないサンプル数で学習可能
・人工データで訓練した分類器が元データで訓練した場合と同等の性能になるようにするhttps://t.co/s22s9aF4af
運用会社がベンダーにモデルの情報開示を求めている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 26, 2020
・Garp Risk Instituteを通じて要望書を発行
・ロジック、開発検証過程のガバナンス、変更管理等
・近年SECはAxa RosenbergとTransamericaにモデルリスクエラーで罰金を課した
・ベンダーは自社の知的財産を開示したくないhttps://t.co/FD1aS2Ld52
ターム物SOFRが各商品でバラバラ
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 26, 2020
・スワップや変動利付債:後決め複利
・住宅ローン:先決め複利
・シンジケートローン:日次単利
・通常のバイラテローン:検討中
ローンの繰上返済と後決めはなじまない。
forward-lookingターム物公表は21年前半なのでそれまでは上記で対応https://t.co/Uvbyxh3vnl
ある欧州系のCVAヘッジ
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 24, 2020
・3月~4月の原油暴落時、Counterpartyである南米の石油会社の信用リスクが上昇
・オイル商品を持っていないが、オイルの感応度が出るようモデル変更
・CVAヘッジのためにオイルオプションや、Proxyとして相手国通貨のKnockIn FX Optionの取引を検討中https://t.co/yBYi7qCKFr
バイサイドがリスク管理を再考中
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 21, 2020
・リスクレポート配信をメールからWebポータルに変更し数値更新と意思決定の頻度を上げる
・当局や政治の対応を織り込む等、仮想ストレスシナリオを追加
・リバースストレステスト(特定の結果を想定し、どんな状況がその結果に繋がるかを逆算)https://t.co/qGfkTjUFDT
Libraが担保市場を混乱させるとIMF論文が指摘
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 18, 2020
・デジタル通貨は担保の再利用に類似
・溢れる現金を裏付けに銀行が発行するトークンは中央銀行のBSに閉じ込められた担保の代わりになるのでOK
・非銀行発行のstable coinは逆効果。国債が裏付けに使われ市場で再利用できなくなるhttps://t.co/NzHhTd1i4m
UKではターム物SONIAレートの提供を巡り4社が競っている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 18, 2020
・FTSE Russell, IBA, Refinitiv, IHS Markit
・算出方法はMarkit以外はほぼ同じでcentral limit order books (Clobs) のOISから作成
・MarkitはMarkitSERVからとったOISと、2つの取引所の先物を合わせfwd curveを作成https://t.co/MqohAHhkbA
SOFRの代わりにキャッシュ商品ではCMT(Constant Maturity Treasury)に注目が集まる
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 14, 2020
・TradewebとICEが共同開発した指標
・on-the-runの米債の出来高加重平均
・ターム物で1M~30Yまで12のテナー
・住宅ローンでメジャーになる可能性あり
・SOFRと同様bank creditと連動しないhttps://t.co/ttyJApn2jo
欧米ではQuant Financeの修士課程で入学希望者が急減している。
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 14, 2020
・中国やインドの学生に依存する大学はコロナ渡航制限で危機に直面
・学生数25%減だと大学は50万ドル以上の損失
・コロナ後の就職難で学生は投資を回収できない
・オンラインに移行したら試験でカンニングが多発https://t.co/qfdgHJkl2b
バークシャーが株のプット売りポジションに振り回されている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 11, 2020
・04年~08年に4種類の株価指数オプション売り
・全てEuropean Put、加重平均の残存期間は6月末で1.3年、最長満期は23年2月
・オプションの公正価値負債が12月末に$10億弱だったが3月末に$24億に達し、6月末は$16億https://t.co/1GMAI60yBF
先程のツイは以下の記事のまとめ。
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 11, 2020
記事では現金と国債が適格担保のとき、€STRに移行すると国債のレポレートの方が高いため、割引にCheapestカーブを使うと、満期によってはレポカーブで割り引く可能性が指摘されている。
複数担保でのCheapestカーブは各担保金利を並べて、 https://t.co/U3ZQMaybLx
SocGenとNatixisはエクイティビジネスの売却を検討中
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 6, 2020
・Q1に続きQ2もAutocallableなどエクイティのストラクチャード物で損失を計上
・配当キャンセル、WorstOfの相関ショート、ヘッジコスト急上昇で苦戦
・米系はヘッジファンドのフロー等がリテールのリスクを相殺できている https://t.co/rynMrbe2if
メジャーな通貨やテナーのみが先に公表停止前トリガーを引かれると通貨スワップ市場が混乱する
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) August 2, 2020
・LegごとにSpread計算期間が違う
・相手がISDAプロトコルに未同意だとトリガーが引かれない
・参照金利指標が同じでも、相手がプロトコルに同意済みの取引だけがfallbackされるhttps://t.co/YwA83DJjE4
特にアジアでのSOFR移行が遅れている。
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 30, 2020
・今年に入ってもUSD Liborの変動利付債が発行されている
・SOFR債を発行したのは中国銀行、Westpac、SMBCのみ
・債券のフォールバック導入には債権者集会で同意を得る必要あり
・それが間に合わず、固定利付債に変換される可能性が高い https://t.co/4NBN2Qjbr6
・CVAのヘッジ取引のうちCredit Spread以外(金利や為替など)は、USやカナダでは市場リスクRWAで免除されているが、欧州ではただの裸ポジションとしてRWAに参入されてしまう
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 25, 2020
・3月のコロナ危機では金利為替が大きく動き、CVAヘッジのせいで市場リスクRWAが高まり、問題となったhttps://t.co/XavHOFgois
これは実務で使用されるかもしれないので後で読むやつ
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 25, 2020
・Antonovがスマイルの無裁定補間で新モデルを提案
・Carr & Pelts (2015) は
・無裁定を保証
・IV曲面が自然な形状になる
・IVとLocalVolが解析的に出る
・しかしIV形状の柔軟性が少ないので、これを拡張したものhttps://t.co/Osk9FZGu7i
Forward-lookingなターム物SOFRの開発が進んでいる
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 25, 2020
ICE:今年中に稼働させる可能性あり
FTSE Russell:ICEと同様
CME:今年中に精緻な計算方法による値のβ版を発表予定(CMEは19年6月から参考値を公表済)
ARRCは正式なターム物SOFR提供者の選定を9月に実施、公表は来年前半https://t.co/aNTrk7va7f
債券やローン等、公表停止前トリガーが引かれてもRFRに切替できない契約(タフレガシー契約)の問題
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 22, 2020
・FCAは合成Libor作成を指示する権限を付与される予定
・合成Liborとは、名前はLiborのままだが、パネルバンクのレート提出は終了しており、ターム物RFR+Spreadで計算したもの
https://t.co/0xUhXVGU4T
以前Riskに出ていた後決め複利RFRのMarket Model (もはやLMMではなくFMMと呼ぶ)を、同じ著者が拡張している論文。Market Modelとボラティリティが合うようにMarkovian HJM (Cheyette) モデルに変換している。その目的はイールドカーブの全てのグリッドをモデルで描写すること https://t.co/yXDhDDr5Rx
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 17, 2020
・IBAはreperesentativeであることと規制準拠を条件に、21年末以降も一部のLiborを維持することに前向き
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 15, 2020
・一方で英国政府は、FCAがダメだと判断したLiborの使用を禁止する権限を、FCAに与える法案を作ろうと計画中
・するとIBAが何をしても、市場が一部のLibor継続を希望しても、FCAはトリガーを引く
JPMのQ2のXVAは$510mの利益
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 15, 2020
・Q1はコロナで$951mの損失
・Q2はFunding Spreadのタイトニングで利益計上
・JPMのCDSスプレッドは3/19に180bpのピークをつけた後6月末は59bpまで低下
Funding Spreadの設定方法は各社バラバラだが自社CDSでFVAを出してるハウスもあるかもしれないhttps://t.co/cPdRhpVMKV
UKでは、FCAトリガーが引かれてもフォールバックされなかった契約をtough legacy Libor contractsと呼び、その処理をどうするか議論していたが、ここにきて諦めムードが漂っている。①緊急立法か②合成Liborの公表だが、①は進捗が無さげ、②はICEやFCAに拒否される可能性大。https://t.co/pfkaS6rgak
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 14, 2020
AlphaSimplex社が採用している適応的なトレンドフォロー戦略
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 10, 2020
・モデルの速さを調節するのが、静的トレンドフォローとの違い
・速いモデルとは、最近の期間に注目して市場変化に素早く反応
・遅いモデルとは、市場が落ち着いている間に最低限の取引しかせずに取引コストを削減 https://t.co/7THYZpE1GS
しかし常に変化に適応できてるわけではないようだ。マイナスの原油にはうまく対応できなかった、という書きぶりになってる。また、クラッシュ後の株のリバウンドには十分な速さで適応できてないようだ。足元では株のシグナルは混乱してるようで、AlphaSimplexは株のアロケーションをかなり減らしている
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 10, 2020
Mind the tax when hedging TRS – https://t.co/K5JhqKgS4z
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 9, 2020
・トータルリターンスワップは株リターンと金利の交換で、株のレポとコインの表裏の関係
・TRSのヘッジには株のbuy and hold、株のレポ、TRS等あり得るがどれも税金の影響が異なるので、収益性を比較する方法を提案 https://t.co/PJ1q7YMN6a
SA-CCRが始まればFXスワップの中央清算が増えるはず、との記事
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 8, 2020
・清算すると証拠金負担が増加
・しかしSA-CCRではCCP取引のExposure削減効果が増え、同時にレバレッジ比率も改善
⑴MPoRの短期化
⑵CCP移管によるnetting効果
⑶STM適用でunmarginedと認識されて1.4乗数が消える https://t.co/KwkQTLei5J
FCAによるLibor廃止のアナウンスが起こり得る最短時期が、後ずれする
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 7, 2020
・そうなるとフォールバックスプレッドの計算期間がずれるので、またGBPのテナーベーシスなど、市場が織り込みに行くはず
・遅れても数週間では?との楽観論もあるが、もし現状のプロトコルが違法となったら振り出しに戻ってしまう
クレジットARP戦略はコロナ相場でワークしなかった
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 6, 2020
・3月はデレバレッジできたが4月のリバウンドに乗れず
・Volatility Scalingは市場ボラに応じてポジションを調整
・クレジットは平均回帰速度が速いので、ボラが上がってポジションを大きく減らすと、急激なリバウンドを逃す https://t.co/QoAJuqyUL5
コロナ第二波に備えた株のプロキシーヘッジにFXオプションが使われてる
— QDくん@QuantCollegeの中の人 / 機械学習x金融工学 (@developer_quant) July 1, 2020
・株のプットは高すぎるがFXはそうでもない
・リスクオフで株と為替の相関が高まるはず
・USでコロナが収まってないので、次のリスクオフでドルが買われるとか教科書通りには行かないはず、との声もある https://t.co/TJiETuDIEn